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2008年からリリースされた「ジェネレーションエクス」……「エクス」の愛称でも親しまれているシリーズ作品全てが、まとめて楽しめるというお買い得感満載の「ジェネレーションエクス 1・2・3」パック。
発売当時1本5000円以上、3本合計で1万5000円以上もしたゲームを、わずか3800円で遊べるというだけでも充実したものになっていますよね。ゲームをプレイをする前に、まずはこの価格帯で大いに感動させられてしまいました!

というわけで、さっそくプレイをスタート。
第1作目の「コードハザード」からまずは挑戦してみます。

ストーリー画面

本作のストーリーは20XX年の架空東京を舞台としたもの。謎の怪物「異形」による事件に立ち向かう少年少女による特務隊「エクス」の隊員となった主人公は、仲間たちを編成、指揮しながらハザード事件に深くかかわっていくことになります。

根幹となるストーリーの導入部分はあっさりとしていながらも分かりやすいため、世界観の理解はかなり容易でしたね。異形に立ち向かう少年少女の特務隊「エクス」と、それを秘密裏に養成している共立日輪学園の存在もまた、スーパーヒーローもののようなワクワク感があります。もしくはかつての勇者シリーズのような子供心をくすぐられる展開です。

主人公たちはコードライズという特殊な能力を駆使して異形に対抗できる武器を具現化して戦うことになりますが、このコードライズがまさに変身ヒーローそのもの!
「コードライズ!」の掛け声とともに画面が光に包まれ、装備を身にまとった姿で再びキャラクターが現れた際には驚きとともに「なにこれカッコいい!」状態に陥りました。

とはいっても、ゲームの内容自体はかなりグロテスクなシーンや描写が多いので、そのまま子供心で挑んでしまうと衝撃を受けてしまうこと必至。


ブラッドコードしかも難易度はかなり高めに設定されていて、ちょっとした油断でもすぐに敵によって全滅させられてしまいます。ちなみに筆者は最初何も考えずにダンジョンに突撃したら、さっそく大ピンチに陥ってしまいました。ジャンルが「思考型3DダンジョンRPG」となっているので、そのジャンルのとおりきちんと考えて戦略や編成を練っておく必要がありますね。この絶妙な難易度の高さが、ゲーマーにはやり込みがいを感じさせるオススメのポイントと言えるでしょう!

 

ちなみに本作最大の特徴は、職業システムの代わりとして導入されている「ブラッドコード」でしょう。歴史上の偉人の遺伝子情報を主人公たちがコードライズすることによって、超常的な能力を発揮するというもので、そのバリエーションがかなり豊か。
序盤で役に立ってくれるのは攻撃特化の戦術士と魔術士ですが、やはり学術士も外すことはできません。もちろん聖術士による回復も必須になってきますし、いかにこういった「ブラッドコード」をパーティに編成するかが攻略の肝になってきます。
最初はあらかじめ編成された部隊を使用しながら感覚を掴み、それから次第に自分だけの部隊を組み立てていくとスムーズにいきそうですね!初心者がいきなりオリジナルで組み立てようとすると、なにかとバランスが悪い編成になってしまいがちなので注意です。
こういった編成システムも本作を語る上では外せない要素になってきます。

ちなみにキャラクターステータスは複雑に設定されており、これの成長によってオリジナリティあふれるキャラクターに育成することも可能です。「ブラッドコード」によって装備できる武器や防具が異なっていたりと、このあたりの奥深さも本作の特徴。

キャラクターメイキングは、アバターシステムを採用。複数用意されたパーツから選択し、自分好みの隊員を作ることができるので、パーティへの愛着もひとしおです。輪郭や髪の色、目つきなどの表情はもちろん、体格や女性キャラクターのバストサイズまで自由自在!
装備によって見た目が大きく変化するのもポイント。巨乳美少女ウィッチや陰険イケメン忍者など、自分好みのキャラクターでゲームを楽しみましょう!

ちなみに、「ブラッドコード」は物理攻撃に特化したものや補助に特化したものがそれぞれ存在しており、そのタイプによって有利になるステータスが違います。メイキング段階でボーナスポイントを割り振り、希望の「ブラッドコード」に適したキャラクターを生み出すのも醍醐味です。納得できるボーナスポイントが得られるまで、ひたすらキャラメイクに没頭するのもアリ。


「簡単なRPGでは満足できない!」「もっと高度で難易度の高いRPGがしたい!」という方にとって、これほど嬉しいシステムはないでしょう!
ちなみに筆者も最初はステータスの意味などを理解するのに戸惑いましたが、理解してくると自由自在にキャラクターを育てられるので、このあたりの育成にゲームの醍醐味を見出す方はぜひ挑戦してみることをおススメします。

 

第1作「コードハザード」を堪能したら、すかさず第2作となる「コードブレイカー」に挑戦です。クリア後間髪入れずに続編をプレイできるのも、このお買い得パックの嬉しいところですね。

「コードブレイカー」は、前作「コードハザード」の物語終結のほぼ直後からの展開となり、主人公や登場人物に変更はほぼありません。このため、最初からある程度強力に鍛えられたキャラクターをいきなり編成することになっていくほか、前作のデータを引き継ぐこともできるので、やり込み要素は高いですね。

ちなみに、最初からプレイヤー側の戦力がある程度充実しているということは、それだけ敵側の戦力も強力になっているということです。うっかり前作序盤のような気持ちで挑んでしまうと、かなりの耐久力を誇る敵や通常攻撃の効果が薄い敵などがいきなり登場してきて、そのままなすすべもなくやられてしまう、なんてこともありえます。

ストーリーとしては、前作で解決した異形事件の直後、次に発生した超常現象「スプロールテラー」と「エクス」の隊長アリスの失踪、そして新たに出現した敵の存在を前にして、アリス不在となり戦力が低下した「エクス」は戦いを挑んでいくことになります。


序盤からアリスの失踪という衝撃的な事実からスタートする本作。
基本的なゲームシステムに変更はありませんが、上述のように難易度が最初から高くなっており、その難しさは「コードハザード」をゆうに超えます。このため、部隊を編成したらすぐにアイテムで装備を開発するなどして対応し、強力な敵を相手にしても怯まないだけの力をキャラクターたちに与えておいた方が無難です。
筆者はこのあたりを怠り、ダンジョンにそのまま突貫してしまったので大いに苦戦してしまいました。

第1作目よりも敵のデザインがさらに秀逸になっており、序盤で登場するZウィザーは独特な雰囲気もあって非常に魅力的なキャラクターとなっています。ちなみにキャラクターデザインについてはあまり大きな差はないようですね。
ちなみに、「コードハザード」でも登場したXウィザーも登場するなど、前作ファンにとっても嬉しい演出が多数存在している点も要チェックです。前作をやり込んでいればいるほどに、本作への思い入れも深いものになっていくでしょう。

 

ちなみに市街マップは一新されていて、ダンジョンも新しいものが多数登場するなど、前作で十分にやり込んでいても探索していく楽しみを一から味わいなおすことができます。雰囲気的には「コードブレイカー」のほうがより緊迫した情勢が引き立ったマップやダンジョンになっているようにも感じますね。
なお、グロテスクなシーンや演出などは相変わらず健在となっているので、そのあたりがマイルドになってしまわないか心配していたファンも安心してプレイできますよ!

 

追加要素としては新しいブラッドコードが登場するなど、より編成や戦略の幅が広がっているため、前作を極めてしまったという方はこちらで再び自分だけの最良の編成を考案し、ダンジョン攻略に挑んでみてくださいね。

 

第1作、第2作とプレイして、残すところは三部作完結編となる第3作「コードリアライズ」へ・・・!
エクスによって解決された数々のハザード。その後の東京を描いたストーリーとなっており、東京上空に出現した謎の胎児「エンブリオ」と、それに起因するかのように発生しだした異形事件に、新たな「エクス」たちが立ち向かっていきます。

 

世界観や舞台は前作までと同様に共立日輪学園を中心としたものになっていますが、前作までとはプレイヤーの連続性がありません。これまでプレイしてきた部隊とはまた異なる、新しい「エクス」のルーキーたちがクローズアップされているのです。また、新たに登場する少女ヒカルなど、キャラクターとの関連性がシナリオ面で大きく強化されています。

 

もちろん、前作までの「ブラッドコード」システムは健在。これまでと同様にブラッドコードを用い、武器を装備したりスペルを覚えることが可能となっています。が、それだけではありません!
なんと本作からは、サブブラッドコードを設定すること可能に。ひとりのキャラクターに二つのブラッドコードを同時に発現させることができ、スキルやスペル習得の幅が格段に広がっています。
これによって今まで以上に戦略的な編成を行うことができるようになるので、ここまで第1作、第2作を攻略した方でも新たな気持ちでプレイできるのではないでしょうか。

ゲームそのものの難易度は、前2作と比べて大幅にダウンしている印象。むしろ前作までが非常にコアな難易度だったため、よりプレイしやすくなっていると言ったところです。
回復なども容易になりましたし、「コードブレイカー」のように序盤からすさまじいほどに強力な敵が出てくることもなく、順調にキャラクターを成長させていくことができます。
雑魚敵の同時出現数がすさまじく多いので、まとめて一掃できる実力が付いてくると爽快感も生まれて非常に楽しくなってきますよ!

とはいえ、やはり「エクス」。いかに遊びやすくなってはいると言っても、先に進めば順調に敵は強くなっていき、しっかりとした戦略を練らなければ圧倒されてしまうこともあるでしょう。自分の部隊を強くしながら、ブラッドコードやスキル・スペルの編成をよく考えていくという点で、前作までと変わらないやり応えがありますし、ゲームバランス込で考えると、3部作の中ではもっとも完成度が高いものになっています。

ちなみにこのお買い得パックではデータ集も付属しているので、攻略に悩んだときのお助けアイテムとして役だったり、あるいは特典イラストなどを楽しんだりすることもできるので、こちらも要チェック!
3作通してすべての作品に共通するのは、装備面やステータス、外見も含めた自由自在なキャラクターメイキングと、非常にやり応えのある難易度、そして大ボリュームのシナリオです。

 

簡単なRPGに飽きたという方は、ぜひこの「ジェネレーションエクス 1・2・3」パックをプレイしてみてくださいね。

 

白衣性恋愛症候群 RE:Therapy
ジェネレーシ ョンエクス 1・2・3を購入